フェイシャルエステでお肌をケアしたいけれど、同時に「髪の毛は大丈夫かな?」と不安に感じていませんか。肌のお手入れに集中したい反面、施術後のヘアスタイルの乱れや髪のベタつきが気になるという声は少なくありません。実は、ちょっとした準備と対策で髪の毛の心配を軽減し、フェイシャルエステを安心して受けられるのです。
本記事では、髪の毛が気になる人のために、エステ前の準備から施術中の注意点、そして施術後のケア方法まで最新の情報を交えて分かりやすく解説します。髪の毛への不安を解消して、心置きなくフェイシャルエステを楽しみましょう。
フェイシャルエステで髪の毛が気になる理由

フェイシャルエステを受ける際に多くの方が気にするのが「髪の毛はどうなるの?」という点です。顔のケアに集中したいのに、施術後に髪型が崩れてしまったり、髪の毛がベタついてしまったりする経験がある方もいるでしょう。ここでは、なぜフェイシャルエステで髪の毛の悩みが生じるのか、その主な理由を解説します。
髪型が崩れる心配とその原因
フェイシャルエステでは施術中に頭にタオルやヘアバンドを巻かれ、髪の毛を押さえて顔周りを露出させます。この際にヘアスタイルはどうしても崩れやすくなります。長時間ベッドに横になることで後頭部の髪が平らになったり、タオルで髪を持ち上げることでポニーテールの跡や髪のクセがついたりします。特にセットしたばかりの髪型やボリュームを出したヘアスタイルは、施術後にはボリュームダウンしたり形が変わってしまうことが避けられません。
また、長い髪の方は髪全体をタオルで包むため、元の分け目や毛流れが乱れてしまうこともあります。短い髪や男性でも、ベッドに横になることで後ろの髪が寝ぐせのように変形することがあります。フェイシャルエステ中はリラックスするために頭を動かさずにいるので、どうしても髪型は施術前とは違った状態になってしまうのです。
髪が濡れたりベタつく原因
もう一つ多い悩みが施術後の髪の毛のベタつきです。フェイシャルエステではスチーマー(蒸気)を当てて毛穴を開かせたり、温かいタオルを顔に乗せたりします。この蒸気による湿気で髪が湿り、地肌近くがペタッとしやすくなることがあります。特に前髪や顔周りの髪は湿気でうねったり、ボリュームが失われやすい部分です。
さらに、クレンジングやマッサージで使用するクリーム・オイル類が髪の生え際についたり、施術者の手を通じて髪についてしまったりする場合があります。ヘッドマッサージをサービスで行うサロンもありますが、その際にオイルが頭皮や髪につくと髪の毛全体がべったりと重く感じられてしまいます。
施術に細心の注意を払っていても、多少のベタつきや濡れは起こり得るため、施術後に髪の毛が気になる原因となっているのです。
フェイシャルエステ前にできる髪の毛の準備

施術中や施術後の髪の乱れを最小限に抑えるために、エステ前の準備が大切です。事前に髪の毛に関する対策をしておけば、施術後のストレスをぐっと減らすことができます。ここでは、フェイシャルエステを受ける前にできる髪の毛の準備と注意点を詳しく紹介します。少しの工夫で、施術後の髪の心配を大幅に軽減できるでしょう。
長い髪はどうする?髪をまとめるコツ
髪が長い方は、フェイシャルエステを受ける際に髪をまとめるべきか悩むかもしれません。基本的にサロンでは施術前にタオルやヘアバンドで髪を覆ってくれるため、必ずしも自分でしっかり結ぶ必要はありません。
しかし、背中まであるロングヘアや量が多い髪は、軽くまとめておくと安心です。例えば、ゆるめのシュシュで低い位置にまとめ髪を作ったり、大きめのクリップで留めておくと、施術中に髪がばさばさと広がらずスムーズです。
ただし、きつすぎるポニーテールやお団子は避けましょう。強く結ぶと長時間横になった際に頭皮が引っ張られて痛くなったり、跡が残ったりする可能性があります。あくまでゆるくまとめ、施術台に横になっても負担にならない髪型にしておくのがコツです。
「髪を結んでください」と言われるサロンもあれば、お客様に負担をかけないために自分からはお願いしないサロンもあります。心配なときは施術スタッフに一言「髪はまとめた方がいいですか?」と確認してみると良いでしょう。多くの場合、サロン側で対応してくれますが、自分でまとめておきたい場合は遠慮なく申し出て問題ありません。
ヘアスタイル・整髪料の扱い
フェイシャルエステ当日は、できるだけラフなヘアスタイルで行くことをおすすめします。スプレーでがちがちに固めた前髪や、高い位置でまとめた凝ったヘアスタイルは、施術で崩れてしまうと元に戻すのが大変です。エステ後に予定がない場合は、帽子をかぶって行けるようなシンプルな髪型だと気が楽です。
整髪料(スタイリング剤)は必要最低限にとどめましょう。ワックスやヘアスプレーを大量に使っていると、タオルやベッドに付着したり、施術中に鬱陶しく感じたりします。特にオイル系の整髪料は施術中のフェイスオイルと混ざってしまう可能性もあるため、控えめにしておくのが無難です。
施術前に髪にスプレーをたくさん振ってしまった場合は、サロン到着後に軽くブラシでとかして落としておくと良いでしょう。また、大きなヘアアクセサリーやピンも外しておきます。
寝ている間にヘアピンが頭皮に当たると痛みの原因になりますし、アクセサリー類はオイルやクリームで汚れる可能性もあります。受付時にサロンスタッフから案内がある場合も多いですが、自分でも事前に外せるものは外しておくと安心です。
エステ前の顔のムダ毛処理
フェイシャルエステはお顔のケアがメインですが、髪の毛と同様に顔の産毛やヒゲについても気になるところです。女性の場合、口周りや頬の産毛を処理しておくと施術効果が高まり、施術後の化粧ノリも良くなることがあります。ただし、エステ当日のシェービングは避けましょう。
カミソリで剃った直後のお肌は敏感になっているため、エステのマッサージやパックで刺激を感じてしまう可能性があります。産毛処理をするなら前日までに優しく済ませておくのがおすすめです。電気シェーバーなど肌に負担の少ない方法で行い、処理後はしっかり保湿して肌を整えておきましょう。
男性の場合、施術当日のヒゲ剃りは基本的に必須と考えてください。伸びたヒゲがあるとクレンジングやマッサージの邪魔になり、施術効果が十分に得られないことがあります。ただし、こちらも剃るタイミングに注意です。肌が弱い方は当日朝ではなく前日の夜にヒゲを剃っておくと、施術時にヒリヒリ感が少なくなります。
どうしても当日朝に剃る必要がある場合は、深剃りを避け電気シェーバーで優しく剃るなど肌への負担を最小限にしましょう。「サロンでキレイにしてもらうのに無精ヒゲでは失礼かな?」と気を遣う方もいますが、プロに施術してもらうので安心して任せて大丈夫です。逆に、自分で無理に深剃りして肌を傷めてしまう方が問題ですので、無理のない範囲で整えていきましょう。
ヘアサロン施術とのスケジュール調整
美容院での髪の施術とフェイシャルエステのタイミングにも気を配りましょう。例えば、縮毛矯正(ストレートパーマ)をかけた翌日にフェイシャルエステの予約を入れるのはあまりおすすめできません。
縮毛矯正直後の髪は非常にデリケートで、強く結んだり跡が付いたりすると元に戻りにくくなります。フェイシャルエステでは髪をタオルで持ち上げたり巻いたりするため、せっかくのストレートヘアにクセが付いてしまう恐れがあります。
美容師さんから「〇日間は髪を耳にかけないように」「結ばないように」と指示があった場合は、その期間中のフェイシャルエステは避けた方が無難です。
また、大事なイベントの直前にヘアセットをして、その直後にフェイシャルエステを受けるのも避けましょう。セットした髪型が施術で崩れてしまっては元も子もありません。理想的なスケジュールは、イベントの2~3日前にフェイシャルエステでお肌を整え、前日または当日にヘアセットをする流れです。
こうすれば髪型も崩れず、肌も最高の状態で本番を迎えられます。どうしても同日に両方行う必要がある場合は、エステで髪が乱れる前提で簡単に直せるヘアスタイルでセットしてもらうか、エステ後にもう一度ヘアを整える時間を確保すると良いでしょう。サロン選びの際にも、エステとヘアのメニューを両方提供している店舗であれば一箇所で完結できる場合もありますので検討してみてください。
施術前のチェックポイント
- ヘアピンや大きな髪飾りは外しておく
- 整髪料は控えめにし、重たいスタイリングは避ける
- 長い髪はゆるくまとめるか、サロンで渡されるヘアバンドに任せる
- 男性はヒゲを当日までに剃っておき、肌が弱い場合は前日夜に済ませる
- 直前にパーマや縮毛矯正を受けた場合は施術日をずらすか美容師に相談する
- 予約時にサロンにドライヤーや整髪スペースの有無を確認しておくと安心
フェイシャルエステ施術中の髪の毛の扱いと注意点
エステ前の準備を万全にしていても、実際の施術中に髪の毛が気になる場面は出てくるかもしれません。施術中、サロンではどのように髪の毛のケアをしてくれるのか、また万一気になる場合の対処法について知っておけば、よりリラックスして施術を受けられるでしょう。ここでは、フェイシャルエステの施術中における髪の毛の扱いと注意点を説明します。
ターバン・ヘアバンドによる髪の保護
フェイシャルエステにおいて、施術者はまずお客様の髪をターバンやヘアバンドで優しくまとめて保護してくれます。コットンやタオル地のヘアバンドを額のあたりに巻き、前髪やこめかみの毛をしっかりと上げて顔にかからないようにするのが一般的です。耳にかけられる髪は耳にかけてくれる場合もありますし、必要に応じて髪全体をタオルで包み込むように巻いてくれるサロンもあります。
このターバンやタオルは、施術中にパックやマッサージオイルが髪に直接付着するのを防ぐ役割を果たします。ただ、施術が進むにつれてどうしてもターバンが緩んできたり位置がずれたりすることがあります。その際は施術者が適宜直してくれますので安心して任せましょう。仮にターバンがきつく感じる場合は、我慢せず「少し緩めてください」と伝えてください。
快適に施術を受けるためにも、髪の締め付けが気になるときは遠慮なく申し出て大丈夫です。
施術中に起こりやすい髪のトラブル
フェイシャルエステの施術中には、前述した通りターバンのずれが起きたり、髪の毛にいくつかの影響が出たりします。例えば、スチーマーの蒸気を当てていると額周辺の産毛や髪がしっとりしてきておでこに貼り付くように感じることがあります。また、クレンジング時に生え際までしっかり洗浄するため、髪の生え際に水分やクレンジング剤が付着し、後で触ると少しベタつきを感じることもあります。
フェイシャル中盤にはデコルテや首、肩のマッサージを行うサロンも多いですが、その際に背中に敷いたタオルやラップ類に髪が巻き込まれたり、位置を変えるときに髪の毛が引っ張られるように感じるケースも考えられます。
さらに、サービスでヘッドマッサージを行ってくれることがありますが、これも髪の毛には影響します。オイルを使用して頭皮マッサージをする場合、どうしても髪にオイルが移ってしまい全体的にベタつく結果になります。
オイルなしで指圧のみのヘッドマッサージであっても、髪の根元が揉みほぐされることでボリュームダウンしたように感じることがあります。以上のように、施術中は極力髪に影響が出ないよう配慮されていますが、完全にゼロにはできない点は理解しておきましょう。髪の毛へのちょっとしたトラブルはフェイシャルエステでは「よくあること」ですので、あらかじめ知っておくだけでも心構えができるはずです。
施術中に髪が気になったときの対処
リラックスして施術を受けていても、途中で「髪の毛が顔についてきて気になる」「首元の髪がチクチクする」と感じることがあるかもしれません。
そんなときは、遠慮なく施術者に伝えましょう。エステティシャンはお客様が快適に過ごせるよう常に気を配っていますので、一言伝えればすぐに対処してくれます。例えば、出てきてしまった髪の毛をもう一度タオルにしまってくれたり、追加のヘアピンで留めてくれたりします。顔に貼り付いてしまった前髪があれば、軽く拭き取って額に戻すなどの対応もしてくれるでしょう。
また、施術中に髪以外で気になること(例えば体勢が辛い、室温が合わない等)があっても、同様に伝えることが大切です。髪の毛に気を取られて施術に集中できないのはもったいないことですので、気になることは我慢せず対処してもらいましょう。最近では「施術中は静かに過ごしたい」というお客様のためにあえて声かけを最小限にしているサロンもありますが、お客様側からのリクエストには柔軟に応じてくれるはずです。快適な環境を自分から作るつもりで、気になる点は積極的に伝えてOKです。
フェイシャルエステ後の髪の毛ケア方法

施術が終わった後、鏡を見て「やっぱり髪の毛が気になる…」という場合でも慌てる必要はありません。多くのサロンではアフターケアの時間が設けられており、髪型を整えたりメイク直しをしたりするスペースが用意されています。ここからは、フェイシャルエステ後の髪の毛ケアについて、サロンでできることと自宅に戻ってからの対策の両面から説明します。施術後のひと手間で、髪の毛の悩みをすっきり解消しましょう。
サロンでのドライヤー利用は可能?
フェイシャルエステ後は、サロン内のパウダールームやドレッサースペースを利用できる場合があります。多くのエステサロンではドライヤーやブラシ、基礎化粧品類を完備しており、自由に使えるようになっています。施術後に受付の方から「ご自由にお直しください」と案内されることも多いでしょう。髪が湿っていたり、前髪が割れてしまっている場合は、備え付けのドライヤーで軽くブローして整えることができます。
ただし、小規模なプライベートサロンなどではドライヤーを置いていない場合もあります。事前に確認しておかなかった場合、いざ髪を乾かしたいと思ってもできないことがあるので注意が必要です。そのような時のために、折りたたみ式の携帯ドライヤーを持参しておく方もいますが、荷物になってしまうので、可能なら予約時に「ドライヤーはお借りできますか?」と確認しておくと安心です。
また、ドライヤーが使える環境でも、髪の根元についたオイルによるベタつきまでは完全に取れないことがあります。あくまで乾かして形を整える補助と考え、必要なら後述する別の対策も組み合わせましょう。
崩れた髪型の簡単な整え方
エステ後に髪型が崩れてしまった場合でも、ちょっとした工夫で見た目を整えることができます。まず、鏡の前で髪全体をよくブラッシングしましょう。ブラシやコームが無い場合は、指先を櫛代わりにして丁寧に梳かすだけでもずいぶん違います。寝ている間に絡まった毛や、形のついた前髪をほぐすイメージで行ってください。
ボリュームがなくペタンとした髪には、指の腹で優しく頭皮をマッサージするように揉み込むとふんわり感が戻ります。前髪に変なクセが付いてしまった場合は、少しだけ水で濡らしてリセットすると良いでしょう。サロンに設置された化粧水スプレーなどがあれば、それを前髪に吹きかけてからドライヤーで整えるのも効果的です。カールが取れてしまった部分や跳ねてしまった毛先は、手元にコテやヘアアイロンがあれば手直しできますが、無い場合はヘアワックスやクリームを少量使って抑えたり形を整えたりしてみてください。エステ後ですが髪用のスタイリング剤を使うこと自体は問題ありませんので、必要に応じて活用しましょう。仕上げに軽くヘアスプレーをすれば、帰り道も崩れにくくなります。
髪のベタつきへの応急処置とケア
フェイシャルエステ後の髪のベタつきが気になる場合は、いくつか応急処置の方法があります。最近では、美容室だけでなくドラッグストアでも手軽に使えるドライシャンプーが手に入ります。スプレータイプやパウダータイプのドライシャンプーを髪の根元に吹き付け、指で軽く揉み込んでからブラッシングすると、余分な皮脂が吸着されて髪がサラサラになります。施術後に予定がある方は、バッグに小型のドライシャンプーを忍ばせておくと安心です。
また、近年は髪専用の皮脂取りシートという便利なものも登場しています。これは髪や頭皮のベタつきを拭き取るシートで、外出先でもサッと使える優れものです。前髪や頭頂部などベタつきの気になる部分を挟んで軽く滑らせれば、シートが皮脂を吸い取ってべたつきを緩和してくれます。これらのアイテムを上手に使えば、シャンプーができなくても応急的に髪の不快感を和らげることができるでしょう。
もちろん、自宅に戻ってからゆっくりシャンプーして髪を洗い流すことが一番確実なケアです。しかし、その際に一点注意があります。フェイシャルエステ後すぐにシャワーで髪を洗うと、顔にせっかく塗布された美容液や保湿成分がシャワーと一緒に流れ落ちてしまう可能性があります。施術の効果を高めるには、できれば数時間〜半日程度おいてから洗髪するのが理想です。どうしてもすぐに髪を洗いたい場合は、洗髪時に顔にお湯がかからないよう工夫しましょう。
例えば、洗面台で前かがみになって髪だけ洗う、または入浴時にフェイスパックをしながら髪を洗うといった方法で顔への影響を減らせます。せっかくのエステ効果を持続させるためにも、髪のケアとお肌のケアを両立させることが大切です。
まとめ
フェイシャルエステで髪の毛が乱れてしまうのはある程度避けられないことですが、事前の準備とアフターケアでその影響を最小限に抑えることができます。髪の毛への対策を万全にしておけば、施術中も「髪は大丈夫かな?」と心配する必要がなくなり、お肌のケアに集中できるでしょう。今回ご紹介したポイントを押さえておけば、髪の毛が気になる方でも安心してフェイシャルエステを受けることができるはずです。
最新のドライシャンプーや皮脂取りシートなど便利なアイテムも活用しつつ、必要であればサロンのスタッフに相談しながら、自分なりの快適なエステ体験を追求してみてください。髪の毛の不安が解消すれば、心からリラックスして施術を楽しめ、お肌も髪も気分もすっきりとリフレッシュできます。
フェイシャルエステと髪の毛の両方をベストな状態に保ちつつ、美容タイムを存分に満喫してください。きちんと準備と対策をしておけば、髪の毛が気になる人でもストレスフリーで施術を受けられるでしょう。お肌も髪も整えて、ぜひ充実したエステ時間をお過ごしください。